阿弥陀如来像(胎内仏)

本尊阿弥陀如来像の胎内仏で、旧本尊仏と思われる中世仏の優品である。
像の高さは二二センチメートルと小型な桧の寄木造りで、彩色が施されている。
無銘であるが、低い肉讐や軽くカーブする前面螺髪の生え際、直線状の顎の線、おだやかに流れる衣文とそれに付けられている宝相華文様、裳先のまとまりなどは、いずれも鎌倉時代末期の作風を示している。
本尊仏の胎内に納められてより二百六十八年ぶりの公開で、開山セ百年を記念しての初の出開帳である。